友人のペットがお悔やみの時に贈るものや、かけてあげる言葉に困ったことはありませんか?ペットといえども、家族として共に過ごしている人も少なくありません。そんな家族を失った相手に対して贈るモノやかけてあげる言葉となれば、いろいろと気をつけなければいけないこともあります。
そしてできれば、ペットを失った友人の悲しみを少しでも癒し、喜んでもらえるような贈り物や言葉を送ってあげたいですよね。そこで今回は、ペットを亡くした友人が喜んでくれる贈りモノやかけてあげるべき言葉について、お話していきたいと思います。
ペットのお悔やみ時に喜ばれる贈り物とは?
ペットのお悔やみがあったときに、どんなモノをあげると喜ばれるのかをご紹介します。
ずばりお花を贈ると喜ばれる!
ペットのお悔やみに贈るモノとしてお花を贈ることがおすすめです。お悔やみにお花を贈ることは一番無難なものであり、祭壇などが華やかになるため喜ぶペットの飼い主も多いのでよいでしょう。
人間の葬儀と違って、仏花を贈るなどのルールも特にありません。やさしい色のブーケなどを贈ってあげると祭壇が華やぐので、よいかもしれません。また、亡くなったペットにイメージカラーのようなものがある場合は、それを意識した色使いのお花を贈るのも、飼い主に喜んでもらえるかもしれません。
どれぐらいの相場の花を選べばいい?
祭壇などに飾る花束やフラワーアレンジメントなら、数千円あたりの値段のものを用意する人が多いようです。このぐらいの価格のものなら、大きさもちょうどよく場所も取りすぎることがないのですし、飼い主に気を遣わせる心配もないと思われます。
しかし、価格が同じでもお花の種類やお店によって花束やブーケの大きさが変わってくることもあります。コンパクトなモノを贈りたいときは、お店のスタッフにボリュームなどの相談をしてみることをおすすめします。
お悔やみに贈る花は、価格などで価値が決まってしまうものでは無いです。ペットを亡くした相手の気持ちを一番に考えたうえで、用意してあげてください。
お花にメッセージを添えそう!
お悔やみのお花に、メッセ―ジを添えて贈ってあげたいと思う人もいるでしょう。しかし、どういったことを書けば相手を傷つけることなく、励ましてあげることができるのでしょうか?
ペットは現代では、家族や友人と同じぐらいの位置づけであることが多くなってきています。そのためペットを亡くした飼い主は家族を失ったのと同じ状態と考えていいと思います。ですので、基本的には「ご冥福お祈りします」や「お悔やみ申し上げます」のような言葉を使うことは問題ありません。
そのほか、亡くなったペットに語りかけるようなメッセージを贈ってあげると、ペットのことをここから思っていてくれたのだと飼い主に伝わりやすいと思われます。亡くなったペットはいっぱい愛されてきっと幸せだったはずだと、生前のペットを肯定するような言葉を飼い主にかけてあげれば、励ましや慰めにもなると思うのでおすすめです。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
犬におすすめ!お花以外に喜ばれるプレゼント
お花以外では、どんなモノが喜ばれるのでしょうか?みていきましょう。
ペットの写真を入れるフォトフレーム
最愛の家族であったペットを亡くした人は、ペットの写真に囲まれて過ごしたいと思う人も多いと思います。そういった飼い主にペットのお悔やみに贈るモノとして、フォトフレームがおすすめです。
フォトフレームは、食べ物や花と違って、長く使える点が非常に魅力の贈りモノです。もしも、友人の亡くなったペットの写真やデータを持っている場合は、その写真を現像して、フォトフレームに入れた状態で贈ると、喜んでもらえるかと思われます。
仏壇が置かれている場合はお香やキャンドル
友人の自宅にペットの仏壇や祭壇が置いてあるのなら、お線香やキャンドルを贈るのもおすすめです。最近では、犬のおやつの形をしたキャンドルなども存在するので、お供え物にはちょうどよいかもしれません。
ペット用のおやつなどお供えのお菓子
亡くなったペット以外にも、友人にペットがいる場合などは、ペット用のおやつをお供えとして贈るのもよいかもしれません。しかし、ペットにも食べ物の好き嫌いがあるため、人間が食べられるものをお供えするというのもおすすめです。
その他
お花を贈りたいけど、相手が忙しくお花の世話をするのが難しそうな相手には、ネットで注文できるハーバリウウムやプリザーブドフラワーなどを贈るのもいいかもしれません。水をやったりする必要がないため喜ぶ人も多いと思われます。
ペットロスを少しでも和らげたい【お悔やみ時に贈る言葉】
友人のペットのお悔やみに贈る言葉はどのようなものがよいのでしょうか?飼い主さんは、「うちのペットは最後まで幸せだったかな?」、「最後を辛かったり苦しかったりしなかったかな?」というような疑問や後悔が心の中に溢れていると思います。
また、最愛のペットを亡くしたことにより元気が出ず、抑うつ状態になるなどペットロスを引き起こしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。そんな相手に、どのような言葉をかけてあげればよいのか、いくつかのパターンに分けてご紹介していきます。
病気でなくなった場合……
例:「最後まで飼い主さんが近くにいてくれて幸せだったと思うよ」
病気で亡くなったペットの飼い主さんは、看病したり、病院につれていったり、薬をあげたりと毎日がんばって世話をしていたと思われます。そんな飼い主さんのがんばりを労いつつ、そんなふうに飼い主さんがそばにいてくれたペットは幸せだっただろうと声をかけてあげましょう。そうすれば、飼い主さんも報われるような気持ちになってくれると思われます。
突然死や事故でなくなった場合…
例:「突然のことに驚きました。素直な気持ちで、お見送りをしてあげてください。(ペットの名前)ちゃんのご冥福を祈っています」
事故などでの突然死の場合は、飼い主さんも現実を受け止めるのに時間がかかると思われます。自分がもっと注意していれば事故を防げたのではじゃないかと後悔し、自身を責めてしまう飼い主さんもいると思われます。
そんな飼い主さんにどんな言葉をかけてあげるのがよいのか、悩むこともあると思いますが、辛い気持ちを持ちながらも亡くなったことを報告してくれた飼い主さんへ、あたたかい言葉をかけて差し上げましょう。お悔やみの言葉の中に飼い主さんを励ます言葉を含ませてあげるとよいかもしれません。
寿命でなくなった場合……
例:「病気やけがもなく健康なままで天寿を全うできた(ペットの名前)ちゃんは、とても幸せだったと思うよ」
老衰で亡くなったペットは、飼い主ととても長い時間を過ごしていた可能性が高いです。なので、一緒に過ごした時間が長いほど飼い主さんも大きな悲しみを感じていると思われます。そんなペットの最後を看取った飼い主さんを労いつつ、気持ちが報われる言葉をかけてあげるのがおすすめです。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
けっしてかけてあげるべきでない言葉には注意!
ペットのお悔やみに贈る言葉として、いってはいけない言葉も多くあります。「たかがペット」や、「また新しいペットを飼えばいいじゃん?」などとペットの価値をおとしめるような言葉は使わないようにしましょう。
また、「けっこう長生きしたね」や「早く亡くなったね」など上から目線の言葉もよくないです。このような心無い言葉は、飼い主さんに大きなショックを与え、心に傷を残してしまう可能性もあります。家族同然のペットが亡くなった飼い主さんは、悲しみの中にいます。けっして茶化すような言葉をいわないでください。
ほかにも、悔やむ気持ちがあっても「可哀そう」という言葉は使わないようにしてあげてください。「可哀そう」という言葉を使うと、飼い主さんは、亡くなった自分のペットは可哀そうだったのか?と思い、亡くなる前にしてきた世話や看病などを否定されたと感じてしまうかもしれません。
まとめ
ペットのお悔やみに贈るモノについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?定番の贈り物であるお花に、フォトフレームやお菓子なんかもよい贈り物になります。またお花を贈りたいけど生花は世話が難しいかもしれないと感じた場合は、ネットで注文できるハーバリウウムやプリザーブドフラワーなどを贈るのもおすすめです。
贈り物の際に、メッセージなどを添えてあげるのもいいと思われます。そうしたメッセージや実際に飼い主さんにかけて差し上げる言葉にも気をつける必要があります。病気や事故、老衰などの亡くなった原因によって、かけて差し上げる言葉にも違いが出てくるので注意が必要です。
そして、言葉をかけてあげる際には、相手を思い労う気持ちをけっして忘れないようにすることも大切です。けっして、茶化すような言葉や、心無い言葉をかけたりなどはしないでください。家族同然のペットを亡くした飼い主さんは、悲しみを感じています。
そんな状態の人に、心無い言葉をかければ、心に傷を負わせてしまう可能性もあります。ペットを亡くした飼い主さんには、ペットを亡くした悲しみを癒し、これまでのがんばりを労ってあげるような言葉をかけて差し上げるようにしてあげましょう。